「五十嵐淳」ブログの影響がすごいです。
長らくブログをやっていますが、見たことの無いアクセス数です。
見てるのはほとんど学生だと思いますが、ゴチャゴチャ言われるようになったらうれしいですね。
「寒冷地」についての敷地の状況は、非常に寒いですね。
海が近いので比較的雪が少ないのですがそれでも雪は降ります。
そしてなんと言っても風がハンパねぇと思います。なので潮もかなりキツいということですな。
「風」というのは不思議なものです。
風から振動が発生しますから時に音になりますし、時に熱にもなります。またその逆も然りです。
雪は重力に縛られて動いていくが、木枯らしの吹く中で落ち葉を見ると楽しいですからね。鳥も風をコントロールして飛んでるんですよね。
上下左右を縦横無尽に動く風と建築について考えていくことにしています。
「大きな家」はたくさんの人が棲んでいるような大きな家ということでした。
どういうことかというと、たくさんの人が記憶として残っていくような家です。
「塩田千春」さんは、言葉からの想像でしかないですが、独りが好きではないが、独りでいないと落ち着かないので独りで暮らすと。
そして何人もの客人が訪れるということを想定します。その客人はアーティストであったり、作家であったり、建築家であったり、旅人であったり、近所のおばぁちゃんであったり、小学生であったり、様々ですが、どの人も自分の感性で動きがちな人種です。
そういった人たちがその家に対して、それぞれに家という存在を認識してもらう。そんな場所が多様にあるような大きな家をデザインします。
「風」と「人」を同等に扱っていくことでこの多様性を許容することが出来るのではないかと思います。
敷地は何処にしたんですか?
風とはかなり難しい相手を選びましたね。
先ずはどう進むのか見守ります。
投稿情報: 五十嵐淳 | 2008年12 月18日 (木) 17:10