五十嵐淳スタジオ最終講評会1/23
「風の変容体」
風と建築についての新しい提案である。
風は物質移動によって発生している現象である。それにより熱の伝導が早くなるため、寒冷地において建築に取り入れることは考えられておらず、排除を目的とした構成であった。
今回の敷地である「北海道網走市北浜」の自然環境は寒冷地であり降雪量も仙台を越える値であるが、最も特徴的なことはオホーツク海流の影響で発生する「やませ」によって強風が吹き、その風に冷たいオホーツク海の湿気がこの地を襲う。
そこで建築の容を変形させて風力を吸収することで、風という物質移動を圧力に変換し対流を生み、内部環境を均質化する「風の不容体」を提案する。
配置平面図
1階平面図
2階平面図
3階平面図
東西断面図
南北断面図
北海道にはもっとデベロップしたデザインを持っていきます。
折角のオープンデスクへのお誘いですが、建築設計を今後やっていく予定ではないので事務所訪問だけさせて下さい。
僕がもう少し若ければ、、、
投稿情報: 豊嶋純一 | 2009年2 月 3日 (火) 01:58
折角よくなりそうなアイデアだったのにね。
ところで、春休みの予定は?
オープンデスクで来ませんか?(笑)
投稿情報: 五十嵐淳 | 2009年1 月27日 (火) 13:12